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2011年7月26日 (火)

茨城大の研究者による分析・考察 【福島の友人より】

え~と、これは福島在住(5人の子持ち)の友人からのメールです。茨城大の研究者に知人がいるらしく、その方がいろいろ骨を折ってくれているそうです。研究者なので、現状を分析・考察して記すに止めておられるように思いました。

膨大な情報の中から何を掴むかは(ある程度)個々人の責任において成されるべきものと思います。が、それには判断材料(それも情報なのですが)が必須です。特に今回の件など両極の情報が無いことには判断など出来るわけもなく、であれば漁るしかありません(時間の許す限り)。臆病者の自分としては、「最悪を考えて振舞う」という、従来のスタンスで行動するしかありませんでした。杞憂に終わればそれで良し。
というわけで、あまり声高には発信しませんが、気が済むまでいろいろ(音楽とかアウトドアとか身の回りとか)やろうかと考えています。

以下、転載↓

【拡散希望】20110725『新版・原発大事故通信』

1 日常放出について  7月19日の報道では、現在も1日あたり2.4×10の10乗ベクレルが放出されている とのことです。 これが1年間続いたとすると、合計で8.8×10の12乗ベクレルとなります。 いっぽう、当初の爆発で大気に放出された放射能は全核種の合計で1.1を×10の19 乗ベクレル(ただしその99%は半減期5日の希ガスであるキ セノン133なので、 事故直後の飛来を除けば問題ない)、 ヨウ素131が1.6×10の17乗ベクレル(これも半減期8日なので現在は無視してもよ くなりつつある)、セシウム134(半減期2年)が 1.8×10の16乗ベクレル、同 137(半減期30年)が1.5×10の16乗ベクレルとされています。 したがって、日常放出に比べれば当初の放出がきわめて多いので、そちらのほう が問題であって、日常放出そのものは問題ではあっても被曝を心配する レベル ではないと思います。 4か月も経つのに放射線レベルが下がらないのは、日常放出によって汚染が増加 しているためではなく、当初放出された長寿命核種の汚染が続いている ためです。 それは換言すれば、日常放出がなくなったとしても、私たちは今後もずっと、現 在のような汚染レベルのなかで暮さねばならないことを意味します。

2 汚染水について  いっぽう、原子炉建屋やタービン建屋には10万トンを超す汚染水があり、その 放射能は6月3日時点で7.2×10の17乗ベクレルとされていま す。 仮にその1割程度はセシウムだとすると(たぶんそのぐらいではないかと思 う)、これは大変なことです。 なぜなら、それは福島で大気放出されたセシウムの5倍、チェルノブイリで放出 されたセシウムと同じくらいになるからです。 浄化装置が動き出してはいますが、汚染水が地下水として海に流れ出ているはず ですし、魚介類のセシウム汚染はだんだんひどくなる傾向にあります。 これまでは農畜産物の汚染が主として問題になっていましたが、今後は魚介類の 汚染の増加と長期化が問題になる恐れが大きいように思われます。

3 炉心への注水について  1、2、3号炉では、1日あたりそれぞれ38トン、65トン、65トンの水を蒸発させ るだけの熱が発生しています。 しかし東電は、汚染水の増加を防ぐために、これ以上温度が上昇しないぎりぎり 程度の水量に絞って注水を行っています。  2号炉に関しては、上の計算とほぼ同量の水が注入されていますが、1号炉はそ の1.5倍、3号炉は2.3倍の水が注入されています。 このことは、2号炉に比べて1号炉や3号炉の圧力容器・格納容器の破壊の程度が 多いことを示すものかもしれません。いずれにせよ、蒸発を上回る分 の水は、 ふたたび汚染水となって施設にたまったり海に流れ出したりすることになります。

4 爆発的事象の可能性について  東電は「ステップ1」を完了して「ステップ2」に移行したと言っていますが、 問題は、事故から4カ月もたつのに、炉心がどうなっているか全くわ かっていな いという点にあります。 炉心の多くが溶融するとともに、圧力容器や格納容器も破損したとされています が、具体的にはどうなっているのか解明されていません(具体的には、 溶融燃 料の一部は格納容器に落ちてはいるが大半はまだ圧力容器内にあるという見方 と、多くは格納容器に落下してしまい格納容器や基礎コンクリート を破壊する チャイナシンドロームに移行しているという見方がありえるが、実態はわからな い)。 5月にはとくに3号炉で、いくら水を入れても温度が上がり続けるという現象が起 きて緊張が走りましたが、現在は1から3号炉とも、パラメーター上 では安定し つつあるようにみえます。 燃料の多くがまだ圧力容器内にあって冷却が功を奏しているために安定している のならいいのですが、炉心にはもう燃料がないので計器上の温度は下 がってい るように見えても、実際には溶融燃料が基礎を破壊しているとなると、ある日と つぜんに施設の倒壊や蒸気爆発などが起きて、放射能が飛散す る可能性もない とはいえないことになります。 東電も政府もメディアも、この点を突っ込んで説明すべきなのですが、何もされ ていないし、私もわからないのが実情です。

5 その他  浄化装置が故障で止まったり、停電が起きたりなどが、毎日のように起きてい ますが、現段階では、事故当初に比べれば崩壊熱は減ってきているの で、短時 間の停電などで爆発的な事態がおきることを心配する必要はないと思います。 しかし、大きな余震が起きて停電が長期にわたったり、配管破断が起きたりすれ ば、原子炉が破局的な事態になる危険は存在しています。また、1から 4号機の 建屋の使用済み燃料の冷却も続いており、こちらも短時間の停電程度であれば心 配する必要はないと思いますが、大きな余震で冷却できない時 間が長期およん だり、プールが壊れて水もれが生じるような事態になれば、やはり深刻な事態を 覚悟せねばならなくなります。

転載終わり↑

 

どうも見ざる聞かざる言わざるという性質ではないようで。

 

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2011年3月29日 (火)

Songs For Japan

もうご存知の方も多いかと思いますが、iTunes(USA)から!

Songs For Japan

紹介記事はこちら

あ、iTunes(JPN)もあった・・・

DLで音楽を買ったことなんてないけど、、、DLだからこの素早さなんでしょね。ん~なるほど!(CDはちょっと遅れて発売)

Songs for Japan Music Songs for Japan

アーティスト:Various Artists
販売元:Cmg
発売日:2011/04/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2011年3月25日 (金)

2011年3月25日号外。<嘘つきと卑怯者どもに振り回される20キロ30キロ圏の被災者のみなさん>。

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
 勝谷誠彦HP:http://katsuyamasahiko.jp/
 問合せ:info@katsuyamasahiko.jp
 情報提供・感想:stealth@katsuyamasahiko.jp
 発行:株式会社 世論社>

 

(2011/03/25 14:52), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月25日号外。<嘘つきと卑怯者どもに振り回される20キロ30キロ圏の被災者のみなさん>。

 

 『たかじんのそこまで言って委員会』収録の1本目と2本目の間の楽屋で急いでこれを書いている。
 2週間前の、まさにこの瞬間に読売テレビは大きな揺れに襲われた。それが今回の国難の始まりだった。
 今朝のメールで書いたように「嘘つき」どもがとうとう嘘をつききれなくなって、当然のことながらこうなる。
 <20~30キロ圏/避難検討/政府>
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011032502000040.html

 <政府は二十四日、福島第一原発の半径二十~三十キロ圏内の住民に指示している屋内退避について、避難指示に切り替える方向で検討に入った。同圏内の放 射性物質量に変化はない一方、風評被害の影響などによって、この地域に生活物資が十分に行き届いていないため、避難させた方が得策との判断だ。与野党とも に避難範囲を拡大させるべきだとの考えが大勢を占めている。>
 今日はずっと収録なので号外は出すまいと思っていたが(毎日こんなことを書いている・苦笑・ホント、もうおしまい。よほどのことがない限り)弟経由で南相馬市から悲鳴のようなメールが届いたので書いておく。
 南相馬市には20キロ圏30キロ圏と圏外という3つの地区がある。しかし風評被害によってすべてが危ないように伝えられ大マスコミも一切入ってこない。メールには「チキンハート」とあった。
 枝野発言は地元にパニックを引き起こしたという。まず今書いたように南相馬市といっても全体がひとつではない。もし退避を命じるのならば、自治体単位で おこなうべきであって、このままだと分断され「自分のところはどこか」と混乱を引き起こす。隣との間にラインがあって、あちらは逃げたのに自分はいて大丈 夫なのかという判断は素人には出来ない。
 事故が事故だけにいちど退避すると、二度と戻って来られないと住民は思うだろう。「物資が届かないから(それも風評被害で)外に出ろというのは本末転倒だ」という声はその通りだと思う。
 退避を命じるならば自衛隊なりをつかってその足も確保し、集合場所を決め、きちんと最後まで責任を持つべきだ。「摂取制限」と同じで中途半端なことを官邸でつぶやいているのがもっとも良くないのである。
 そして退避したあとのビジョンもきちんと示せ。それによって持って行くものもかわってくるはずだ。津波や地震という「不意の災害」で「着のみ着のまま」 ではないのである。冷静に判断できる日常が続いている人びとに政府は「出ていけ」といっているのだということをわかっているのか。
 南相馬市でいま心配なのは444人いるという精神病患者のケアだという。精神科医が不足している。こうした人びとの退避はどうするつもりなのか。
 何から何まで言いっぱなし、やりっ放しだ。大マスコミはただちに記者を南相馬市に派遣し、いま何が起きているかを報じ、政府の尻を蹴り上げよ。
 いまそれができないようなら、おまえらはジャーリズム失格だし、人間としても屑の卑怯者だ。
 相馬市、南相馬市など今回の避難指示対象でこれをお読みの方がおられれば、状況を教えて下さい。必要ならば転載させてもらえるメールを頂戴できれば。
 私は現地に行くことができないが、せめて大マスコミにかわって状況を外に伝える役割を果たさせてもらいたい。

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2011年3月23日号。<被災地外のみなさん外食をしてあげて下さい。このままではみんなの「宝」である店がどんどん潰れてしまう>

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/23 9:05), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月23日号。<被災地外のみなさん外食をしてあげて下さい。このままではみんなの「宝」である店がどんどん潰れてしまう>。

 

 4時起床。
 東京はいま、地震の連打にあっている。7時ごろ1発目が揺れた。続けて地震で運転を見合わせた東北新幹線が再開したとNHKのアナウンサーが喋っている 途中で2発目が来た。すぐに緊急地震速報が流れ「また波の方が先かよ」と思ったら、もういちどガツンときた。こちらの速報だったらしい。
 もはや地学屋の私でもどう説明していいのかわからない、人類史上稀な現象が起きている列島の上に私たちは住んでいる。いや、説明は出来るのだ。大きな意味での「余震」なではあるのだ。
 ああ、震源は福島県の浜通りだ。さきほどのよりもやや内陸に入っている感触がある。これ、長野県や静岡県で起きたものと同じく日本列島に対して「横」に 入っている亀裂、つまり断層ですね。それが動いている感じだ。ということは長野の時のようにここから日本海側に向けてまた余震がある可能性がなくない。福 島県の浜通り、栃木県北部など南東北から北関東にかけては少し気をつけた方がいいかもしれない。
 これまでの地震で地盤が緩んでいる。建物も脆弱になっている。いつも以上の警戒をして下さい。
 心配なのは福島原発の作業だ。まるで復旧作業を狙い撃ちしたような場所で起きている。
 次々とチャンネルを切り換えてみるがどの局も原発の情報を流していない。いや、新幹線がどうこうよりも、まず原発はいまどうなのかということを報じるべきでしょうよ。
 あ、いまやっとNHKが原発の状況を流した。安全を確認しながら作業続行とのこと。よかったよかった。
 西日本の方などはわからないだろうが、なんだかもうこちらは船に乗っているような気分だ。ベッドに寝ていても、もはや少々の揺れでは起きたりしない。ゆらりゆらりと「味わって」いるのである(泣)。
 高層マンションの方々などはそのたびにエレベーターが止まり、何十階まで歩いて登ったりしなくてはいけないから大変だ。
 私たちは「群発地震」のさなかにもいるのである。

 今日も朝から知れば知るほど見えて来るこの国の政府や大マスコミの虚妄と嘘と誤魔化しとすり替えについて書こうと肩に力が入っていたのだが、今の揺れで ちょっと抜けた(苦笑)。実はかなり書き上げていたものを、全部消した。たまには少し希望の灯が見えるような物語もいいかも知れないと思って。
 昨日は『天国のいちばん底』を書き上げて新宿に出た。部屋に籠もって狂ったように号外を出していた時期を抜けて、外に出るようになった私はつとめて外食 をすることに決めている。それが自分が生活の中でできるささやかな「支援」だからだ。『東京麺通団』『赤坂麺通団』の経営者として、いかに外食産業がダ メージを食らっているかを知っているからでもある。
 考えてみれば震災がおきる直前に私はここで「このままでは外食産業が滅びる」というようなことを書きましたよね。あの時点でそうだったのである。今の計 画停電と消費自粛ムードは死にかけていた外食産業に最後のとどめを刺しかねなくなっている。おそらく今月末でキャッシュフローの手当てがつかなくなって倒 れる店がかなり出るのではないか。ようやく調達した資金を送ろうとしてもみずほ銀行は機能していないし(笑・怒)。
 昨日は新宿の行きつけの焼鳥屋に行った。なかなか予約もとれなかった名店だが「今日はめずらしくお客様が多いです」という。それほど来客が減っているのだ。
 同業者として仕入れの様子を聞くと、卸までは入っているのだが逆にそこで滞貨しているのだという。末端の消費が冷え込んでいるのだ。そこへもってきて、阿呆どもが放射能汚染の魔女狩りで大騒ぎしている。
 「何十キロ食べれば年間被爆量」だとかくだらない発表や報道ばかりしていないで、淡々と基準値を超えたものは出荷停止するという行政機能を果たせばいい だけでしょう。量の多寡にかかわらず「食べたら死ぬで」を市場に出したらグリコ森永犯だ。そのかわり、店に現に並んでいるものは「絶対安全だから安心して 買って下さい」と、言わずともきちんとした基準での規制を国がやっていれば、消費者は普通に振る舞うのである。「国が」ですよ。何を自治体ごとの裁量に任 せているのか。これもまた、消費者が風評に惑わされる原因のひとつだ。地元の産業に不利になるような調査を自治体がちゃんとするかどうか、信じられなく なっているのである。
 どうしてこんなにわかりやすいことを大マスコミは指摘しないのだろう。

 店の女将さんは岩手出身だ。内陸部なので被害はさほどなかったが、海沿いに住んでいた知り合いが亡くなったという。かの地では知るべをたずねると、必ず 誰かは亡くなっている感触だと聞いた。それが現場のリアリティなのだろう。近いうちにまとめて触れようと思っているが「死者行方不明者の数の大嘘」はこう いう話を聞いていてもわかる。
 外食にあたって私が決めているのは「人を誘う」ことだ。一人分でも多くのお金を業界に落としたいのである。昨日の急な誘いに乗ってくれたのは30歳の女 性だった。ありがたいことに彼女も同じ思いで「女子会」を頑張って連夜やっているという。いや、ただ呑みたいだけでと思いますが(笑)。
 そんな場でどんな話をするのかと聞いていて驚いた。「今度は私たちがこの国を引っ張っていかなきゃね、と話しているんです」と言うのである。民族派の活 動家でも政治家志望でもない(笑)。ごくフツーのおね~ちゃんたちが、だ。「今ほど日本という国を意識したことはない」のだそうだ。「両親や祖父母の世代 は、戦後焼け跡から日本をここまでにして私たちを育ててくれた。次は私たちが頑張る番だ」なんて泣かせるじゃないですか。ちゃんと陛下の会見も見ていた。 「天皇陛下というのがどういうわけで私たちの象徴なのか考えている」。この答えもいい。しっかり自分たちの頭で考えればいい。確かなのは、無視しくさった 大マスコミやイヤガラセに奔走している極左政治屋どもと違って、彼女たちに陛下のメッセージはきちんと伝わっていることだ。
 若い世代(若くもないか・笑)捨てたものではないと思った。悪いことがあれば良いこともある。病魔に襲われた時に身体の免疫機能が働くように、今回の大 災厄によって日本民族の防御反応が働いて、若い世代が覚醒してくれればこんな嬉しいことはない。しかし彼女たちは言っていた。「男はね~。がっくり来てい るだけ」。頑張れ男子諸君。

 『テンソコ』の執筆の合間に新党日本の本部で田中康夫さんと話をした。援助物資を持って相馬市、南相馬市に突入して戻ってきたところである。本部の部屋にはまだ物資がうずたかく積まれていた。
 彼から聞いた被災地の様子には既にここでも触れたが、その詳細は一緒に入っていった国民新党の下地幹郎議員のブログに詳しい。「あれ、よく書けているから読んでもらって」という田中さんのご推薦である。
 <相馬市と南相馬市>
 http://www.mikio.gr.jp/blog/index.php?mode=res_view&no=2220#myu2220
 ここだけではなくその前後などもぜひ読んで下さい。私が書いてきたように国や東電から「棄てられている」当地の様子がよくわかる。田中さんを通じて聞こ えてきた現地の言葉は「原発から20、30キロ圏内の住民は死ねというのか」に尽きる。家からは出るな。食料や医薬品はとどけない、つまりは家の中で飢え て死ねということである。
 記者がいたのにNHKはとっとと逃げた。大マスコミの姿を田中さんはついぞ見なかったという。あっ、あの山路徹さんはいて「田中康夫が来ました」とかレ ポートしていたらしい(笑)。真っ先に突っ込んだ不肖宮嶋センセイといい、要するに彼らの世界なのだ。大マスコミが引いている「独自の安全ライン」は50 キロ圏。読者視聴者には「30キロで安全ですよ」と言っておきながら。
 今日は明るい話にしようなどと言いながら、また頭が沸騰してきた。イカン、イカン(苦笑)。
 電話では聞けなかった話も。南相馬市では自衛隊が避難所などを回って「100キロ圏外まで出るように」と言ってまわったという。この話、私のもとにも避 難所の方から届いていたが「まさか」と思って確認できるまで書かずに来た。国民に「30キロで大丈夫」と言っておきながら、繰り返すが大マスコミは50キ ロ、自衛隊は100キロから外に出ろと言っているのである。嘘と虚妄と誤魔化しがいかに横行しているかわかるだろう。
 この「100キロ圏外退避」はそのままうやむやになったが、結局どこからその指令が出ていたかはハッキリしない。自衛隊でこれなのだ。田中さんは断ずる。「国家の司令塔がどこにもない」と。その通りだと思う。
 私のもとによく義援金はどこに送ればいいのかという問い合わせがあるが、確実に言えるのは田中さんの新党日本に送れば即座にピンポイントに活かされると いうことだ。阪神淡路大震災のボランティアや長野県知事としての体験が活用されている。送り先はこれを参考にしていただきたい。
 http://www.nippon-dream.com/
 他の義援金の受付組織についてどうこうは敢えていわない。もちろん詐欺集団とは一線を画しているものの、かなり怪しい話も耳に入って来ている。あまりひ どければそのうち書きます。最大の問題は「スピードがない」ことだ。決定して被災地に配るまで3カ月6カ月かかるのは当たり前だという。このこと、覚えて おいて下さい。

 信じがたい情報をいくつか。しかし決して「噂」ではない。
 当初「行方不明」と言われていた福島原発の東電の職員は冷却装置を誤作動させたまま、郡山市まで逃げていたという。そこで酒を呑んで騒いでいたところを目撃されてバレてしまった。
 もちろんいま現場では命懸けの作業が続けられている。しかしやがて初動のこういう出来事はきっちり検証すべきだろう。
 航空会社でも。JAL内の工作員から。支那路線で支那人の客室乗務員が乗務拒否で稼働不足。仙台空港被災のため羽田ー福島便を増便するも、乗務する予定 の契約乗務員の親が「行かせたくない」と会社に電話(苦笑)。まあ、いろいろあります。しかし、人間の本性を、こうした事態は赤裸々に見せてくれるもの だ。
 最後はまた明るい話でしめくくろう。
 先日「閉館する赤坂プリンスを活用できないか」と書きましたね。あれからしばらく考えた。どのボタンをおせば、もっとも効果的であるかを。昨日、ひらめ いた。赤プリといえば清和会、つまりかつての福田派安倍派、今は町村派がずっと拠点としてきたところである。莫大な賃料を払ってきたはずだし、人間関係も 深いだろう。さまざまな政治ドラマを生んできた建物への愛着もあるだろうからホテルに「最後の御奉公」をさせたいという思いもあるに違いない。
 そこで私は電話をした。安倍晋三さんにである。留守電に入れておくとやがてご本人がかけてきてくれた。手早く趣旨を説明すると、飲み込みの早い人であ る。「わかりました。こちらでやってみます。党とも話してみます」とのことだった。うまく行くかどうかはわからない。だが安倍さんは有言実行の人である。 すくなくとも「検討しとけばよかった」という悔いはこれで残らない。
 この国難に立ち向かうにはひとりひとりが「悔いを残さない」ことだとも思う。

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2011年3月22日 (火)

2011年3月22日号。<大マスコミが「黙殺」している地域の被災者のみなさん。私たちはちゃんと見ています>

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/22 9:17), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 
 2011年3月22日号。<大マスコミが「黙殺」している地域の被災者のみなさん。私たちはちゃんと見ています>。
   
   
 4時起床。
 昨日はお彼岸だった。彼岸とは文字通り「あちら側」のことだ。
 彼岸をすぎて、私たちはようやく此岸にたちもどり、おずおずと左右を見回しているよをに思われる。此岸は煩悩と苦痛に満ち、そこを歩いていくことはまことに辛い。しかし、しっかりとした手触りはある。
 呆然とし続けた10日余りだった。地震と津波の災禍に立ちすくみながら、原発の危機に震えていた。阪神淡路大震災の時に、私が現地に入ったのは数日後で ある。そこはもう「此岸」だった。しかし、今回「彼岸」で呆然とする時間はそれよりも長く、二つの災害の大きさは、やはり阪神の時をはるかに上回っている ことが改めて実感された。
 被災者の更なる無事を願い、亡くなった方々の冥福を祈り、なお原発への警戒を怠ることをせずにいながら、災厄の外にいる私たちは日々の営みを着実に再開 しなくてはいけない。今や、被災地を除く「日本国の七割ほど」が、かの地を支えるべく頑張る時なのである。一家の働き手の一人が倒れ、なおかつ闘病の費用 もかかる。その分を、残りの家族が稼ぎだすのだ。頑張れ!
 というわけで…とこのために屁理屈をこねてきた感は漂うが(苦笑)私もようやく発売から1週間がたってしまった新刊の紹介をすることにする。
 『日本人の「正義』の話をしよう』
 http://www.amazon.co.jp/dp/477620651X
 30歳ほども歳が違う私と岡野工業の岡野雅行さんだが、どちらも「古くさい」ことでは同じだ。
 戦後の日本は「古くさい」ことをどんとん捨てて来た。捨てる過程で大切なものも失ってきた。そのツケがここ20年の失墜と、ひいては今回の災禍で表面化したさまざまなことになっていると私は感じている。
 またまた牽強付会だが(どうもこういう時に自著の宣伝をするのはやはり恥ずかしいなあ)これからの日本国の大復興においてはその「古くささ」をもう一度 見直すことが必要になって来ると思うのだ。いやそれは「古くなかった」のかもしれない。「古いから捨てよう」という楽な道を私たちが選んでしまっただけな のかも知れない。
 そういう思いを胸に読んでいただけると、少しは国のために役立つ本かもしれません。笑える要素もかなりあります(笑)。被災地に救援物資を送る時に、ダンボールの底に潜ませていただいてもいいかもしれない。
   
 いま厳に慎むべきことは、無用な不安を煽ることだ。特に食品の放射能汚染が現実のものとなってきた以上、私たちがいかに理性をもった大人であるかということが試されている。だから、今日発売の女性週刊誌の新聞広告に踊る大活字には驚いた。
 『週刊女性』<原発巨大爆発カウントダウン/その時どうする?>
 『女性自身』<原発被爆/臨月32歳母負けない!>
 いい加減にしなさい。原発は爆発はしない。最悪でもメルトダウンなのはわかっているでしょう。被爆って何だ。妊婦に具体的な影響があるような大見出しは「風説の流布」の犯罪だ。
 もっとも「先輩」としては築地をどりがやってくれている。
 <アエラが謝罪 表紙の防毒マスクに「放射能がくる」/風評被害助長批判に>
 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110320/ent11032021480015-n1.htm
 <福島第1原発の事故をイメージした19日発売の「朝日新聞WEEKLY AERA」(朝日新聞出版発行)の表紙に対し、「風評被害を助長する」などと批判が高まり、同誌は20日、短文投稿サイト「ツイッター」で「ご不快な思い をされた方には心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
 表紙は防毒マスクをつけた人物の顔のアップに、赤い文字の見出し「放射能がくる」を重ねたもの。このデザインに対し発売後、ネット上で「恐怖心をあおってどうするのか」「インパクトばかり求めている」などと非難が相次いだ。>
 この世間の反応を女性週刊誌の編集長たちは見ていなかったのかなあ。その点『週刊文春』『週刊新潮』のみならず『週刊ポスト』『週刊現代』も腰がすわっ ていた。見事だったのはいずれもグラビアである。大マスコミがいかに本当に危ないところに突っ込んでいっていないか、事実を隠蔽しているか、がよくわか る。不肖・宮嶋茂樹をはじめとする勇士たちは続々と最前線に入り、力のある映像を送ってくれていた。必見です。
 とはいえ「万一」の時のための心の準備だけは「正確」にしておくことが大切。わが友、川西琢也金沢大准教授がHPにまとめてくれたのでリンクしておく。
 http://takuyakawanishi.wordpress.com/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/
   
 昨日の『スッキリ!!』で私がテリー伊藤さんに対して怒声をあげたのも、その場の発言のやりとりというよりも、あまりにこうした想像力が欠如しているか らだ。「面白ければいい」というテレビ屋の発想が許される時と許されない時がある。人体にまだ大きな影響がないほどの食品の放射性物質の汚染について延々 と報じることは百害あって一利ない。ましてや実際に被爆した時に使われるヨウ素についてフリップを持ちだして語り始めるなどというのはやりすぎだ。確かに 大多数の人は「大丈夫なんだ」と思うだろう。しかしかならず一定の割合で「ホントかな。自分は先回りしてヨウ素を確保しよう」という人びとがいるのであ る。それは今回の首都圏の物資の買い占めを見ればわかることでしょう。
 説明をしてくれた専門家の先生が悪いわけではない。ああいう方々は「最悪の場合」を淡々と語るものだ。だからこそスタジオがその不安の矛先を正しく誘導 しなくてはいけない。にもかかわらずその危うい話題をより掘り下げようとしたテリーさんに対して私は「緊急冷却装置」を作動させたのである。あとから睨み 合いになりましたけどね。
 もっとも私の中にも抑えきれない怒りがたまっていたことも事実だ。私にはどうしても伝えたいことがあった。局入りの車に乗りこむまさにその時にかかって きた一本の電話の内容を話したかったのだ。打合せでそのことを頼んだにもかかわらずわざとのようにその機会は与えられず、逆にあの百害あって一利ない情報 をだらだらと流していたのだ。
   
 電話とは田中康夫さんからだった。阪神淡路大震災の時もボランティアで活躍した田中さんは、いち早く相馬市と南相馬市に飛び込んでいた。ドライシャンプーを大量に手にして、である。
 その田中さんから昨日の早朝に電話があったのだ。両市の市長などと話したあとの田中さんの声は怒気を含んでいた。
 「大マスコミはどこも来てないよ。一社もだ。先日、松本龍防災担当相が乗りこんできたが、そこにも随行していない。いま、外に出ているこの地の記事といえば『週刊文春』のグラビアだけだよ」
 『週刊文春』の写真を世に出したのは、我等が不肖宮嶋である。ホント、不思議なんだけど、田中さんにしても私にしても不肖にしても、何かヤバいことが起きると妙につながるんだよなあ。
 なぜ大マスコミが来ないか。福島原発から近いからだ。「イラクと同じだよ」と田中さんは言った。デスクが局長が、責任をとりたくないからである。オノレの高給と天下りを守りたいからである。そういえばイラクでも突っ込んでいったのは私や不肖だったなあ(苦笑)。
 田中さんの驚愕情報は続く。なんと、被災からこの方、相馬市にも南相馬市にも東京電力からは「電話の一本もない」という。県からも連絡があったのは被災 から一週間がたってからのことだった。両市の人びとは「見捨てられている」と感じているという。メディアが入って被災状況を報じるのは、そうでない地域の 人びとの同情を誘うためではない。「ちゃんとあなたたちのことを見ているよ」と被災者の方々に伝える方が大事なのである。相馬、南相馬ではそれがなされて いないということであった。
 日本有数の事情通である田中さんの話は「これだけの事態なのに東電の勝俣恒久会長がまったく表面に出て来ない」ということの裏事情に広がって行くのだ が、それはまた後日。確かに。芸能人の醜聞の時に押しかけるあのパワーでもって、テレビのレポーターは勝俣会長の自宅に行けよな。
 金融機関も全く機能しておらず、現金を引き出せるのは郵便局だけ。医療機関から関係者が逃げたというような話だけは大マスコミは報じるが、それは逃げた のではなくいてもインフラが崩壊して何もできない、だったら他の場所に応援に行った方がいいという事情だったからだという。こんな気の毒な内実をちゃんと 取材せずに風聞によって、足を引っ張るような記事だけは垂れ流すのだ。
 ちなみにこれは別ルートからで、その孤軍奮闘している郵便局関係者の話。相馬地域ではないが、津波につかって濡れてしまった1億円の「日銀パック」を日 銀に持ち込んだところ「乾かしてから持ってこい」と突き返されたとのこと。大マスコミはこういう情報こそちゃんととって、責任者を吊るせよな。
 この相馬市と南相馬市の視聴者に私は言葉を届けたかった。無駄に垂れ流している電波でもできることがあるのである。
 全国ネットも終わりの方になって「家庭でできる節電」などというホントにどーでもいい企画をイライラしながら観ていると、フロアのスタッフと進行役の青 木源太アナが目顔で私に振ってくれた。そこで、かの地の人びとに「私たちは忘れていない」と呼びかけることができたのだ。テレビ局でもこうして現場で機転 をきかせてくれるようなスタッフもいることを覚えておいて下さい。
 
 昨日はついに仕事場に「突入」した(苦笑)。ダンボール数箱の資料を軽井沢の自宅に疎開させて、ようやく部屋の半ばまでの道が開通した。都内でもっとも激しく被災した場所かもしれないと思った(泣)。
 終えて外に飯を食いに出る。夜空にまもなく赤坂プリンスホテルが目に入ってきた。ご存じのようにあと10日ほどで閉館する。
 <シティホテル曲がり角/外資に押され戦略転換>
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/110311/bsd1103110502004-n1.htm
 おおっ。奇しくもこの記事は11日の早朝の配信なんだなあ。その時に誰がこんな大災禍が列島を襲うと思っただろう。
 その赤プリを、避難所として活用できないだろうか。地震発生直後から実は私はそう思いついていた。すると都心をよく知る複数の方々から同様なメールが届いた。考えることはみんな一緒である。
 旅館や民宿で収容を、という時に書いたように、ホテルには既に設備が整っている。赤プリに、というと贅沢なようだが、仮設住宅などを新設するコストを考 えると、そうでもない。もちろんダブルベッドの一部屋に、一家族で入り、床も使ってもらうのである。何もかつてのバブルのころ赤プリを使ったカップルのよ うにしてくもらうわけではない(笑)。バンケットルームも使えるだろう。プライバシーはないが、東北の寒い体育館よりはよほどいいはずだ。
 何よりも、被災者の方々が日本のど真ん中にいるということの「意味」が私は大きいと思う。誰もあまり言わないが計画停電の中でも都心は電気が止まらな い。私もその恩恵を受けている。たとえばその地域の電気代を値上げしてこうした都心で受け入れる被災者の費用に回してもらってもいいではないか。
   
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東北関東震災 備忘録

タブを立ち上げすぎてメモリを食うのでとりあえず備忘録として。

避難警報出さずにドライベント

首相、谷垣氏に入閣要請

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東電福島原発一号機、40年超の運転認可=経産省

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放射線による内部被爆について(津田敏秀・岡山大教授)

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川西琢也(金沢大准教授)

武田邦彦(中部大教授)

福島原発から遠くに退避したいときの考え方 2011/3/21  藤林徹(元東芝原子炉設計部長)

西日本へ疎開を(内田樹)

 

被災地写真

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_one_week_later.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_hopes_fade_for_finding_m.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_continuing_crisis.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_-_new_fears_as_the_trage.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_-_vast_devastation.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/japan_earthquake_aftermath.html

http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/massive_earthquake_hits_japan.html

http://www.youtube.com/watch?v=F1lhwSTqe-Y&feature=youtu.be

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2011年3月20日 (日)

2011年3月20日号外。<なんとか危機は乗り切ったと私は信じている。号外はこれで終わりにしたいです>。

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。非常時とあって配信元の許可を得て転送します。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/20 19:56), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月20日号外。<なんとか危機は乗り切ったと私は信じている。号外はこれで終わりにしたいです>。

 

 ようやく個人での発信と大マスコミのそれがやや似てきた。大きな嘘は誰でもわかるということだ。
 私の速報の役割は終わりだと思ったのだが…。だが、については最後に書く。
 いま、大マスコミが発していることは、扱い方やコトの軽重の認識は相変わらず頭が悪いし気が狂っているけれども、受け取る側にそれなりのリテラシーがあればなんとかやっていけると思います。
 たとえばいま、3号機の炉圧があがってきたというニュースがある。昨日までなら私はすぐに速報してあらゆる最悪の事態について考えただろう。しかし、今はそうではない。どうやらすべてがコントロール下にあり集団パニックがなくなったからだ。
 <圧力上昇の3号機「ただちに蒸気放出必要なし」枝野長官>
 http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201103200139.html
 <枝野幸男官房長官は20日夕の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所3号機の原子炉格納容器内の圧力が高まったことについて「現時点でただちに放 出を必要とする状況ではない」と述べ、弁を開けて放射性物質を含む内部の蒸気を放出して圧力を下げる作業は当面は必要ないとの認識を示した。>
 弁をあけてもいいと思う。空気中の放射能の量は増えるがそれがどういうことかをもう国民は知っているからだ。
 これまでの原発行政の最大の失敗は「たまには間違う」「しかしそれはたいしたことではない」を言わないで来たことだ。
 武田邦彦先生はその虚妄をついていてやや過激だし、わが畏友の川西琢也君はそれをややおだろやかに言っている。しかしここはケンカする場ではない。「高いけれどもおいしですよ」「安いけれどもマズいし身体によくないかもしれない」という私たちの日常を思えばいい。

 わざわざこの号外を出すほどではありませんでした。しかし、まあけじめとして。いちにち2本以上ないと淋しいと思っていたみなさん、慣れて下さい (泣)。私はこの間にパソコンを一台物理的に壊してしまって(打ちすぎによるキーボードの破損)そのあとの移行も素人なりにやりながらお送りしていまし た。まだ不安定でよくわからん。
 明日からはいつものように世界中をながめながらまた書いていく。もちろん国難についてはトップだ。「犠牲者」の数についての嘘は許せるものではない。 「生き残っている人」と「人口」の差をちゃんと出せよ。「親族から届け出があった人を行方不明者としている」という酷い嘘。みんないなくなっちゃった方々 が多いんだよ。なぜ行政はこういう嘘をつき、それを大マスコミは丸呑みで出すのかね。いかに両者が癒着しているかという典型的な証左である。

 しかし、これは号外を出す価値があったたのかと思うのである。
 今日もお送りした『天国のいちばん底』では70年代の高校生がしょうもないグダグダを温泉でやっている。下部温泉というところだ。甲府から身延線で行く。
 この身延線が計画停電であまり動いていないという。ということはこの3連休、沿線の旅館は休業状態だ。悲鳴のようなメールが私のもとに来ている。別に 『テンソコ』を読んでくださっている方々ではない。しかしいま小説がそこが舞台であることの不思議な暗合を感じて、私は捨ておけないのである。
 日頃そこに人を送り込むことで飯を食っているJRはこのあたりのことがよくわかっているのかね。東電に「ここの停電はやめて下さい」とういうべきだろう。
 計画停電ではなく石油ショックの時のように総量規制にすべきかもしれぬ。
 <「計画停電やめて総量規制に」/同友会が提言>
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150395.html
 まさにいまの被災者の方々の疎開先として、こういう負担をかぶっている下部温泉のような場所を選ぶべきではないか。そうした選択ができるセンスがある人 間、人情味がある人間が、いまの非常時のセンターに欲しい。そういう人のスピーチがあれば国民は泣きながら笑って、日本人ならばすべてを許すのである。極 左と演歌は相いれない。だから、いまそういう人材は登用されない。
 前線も、銃後の人も。ふつうの人がふつうに生きていける日本国に早く戻りたい。それだけだ。

 今回の号外は基本的にこれを最後にします。もちろん何かあればすぐに送ります。
 転送に関してはそれぞれが常識的なご判断を下さい。私が今回の危機に際して、一切の大マスコミからオミットされながらもこうして情報を整理してお送りで きたのは、この日記にお金を払ってくださっている方々のおかげです。私の力ではなく、あなたや、あなたのおかげなのです。どうもありがとう。
 この気持ちをくんでいただいた上で、そろそろ元のルールに戻していただければと思います。私と迂闊屋の考えです。

 明日の『スッキリ!!』は出ることになりました。しかし相当なすったもんだがあったとマネジャーのT-1君から。昨日の段階では「わからない」と言われていた。「わからない」のなら「未来永劫降りる」と私は通告しました。
 番組ではおとなしくする予定。号外だから書けちゃうよな。あそこに居すわっていることがまあ大切だからね。
 さあ、これからだ。天皇陛下のあのお言葉をいつも胸において、自分のいる場所で自分ができることをやっていきましょう。
 私たちはできる。やってきたし、これからもできる。

 で、終わるはずだったのだ。ところが書いたところで川西君からメールが入った。「号外をやめるな」という。また辛いことを(号泣)。
 そもそもなぜ「暫定最終号」としたかがあるんですね。私は「最終号」としたくて(しんどいからね・笑)信頼できに情報筋にそれを送った。だけど、みんな反対。ちょっとへろへろになりながらこれを書いている。もうおしまいにしたかったのに(泣)。
 というわけで、特別なことがないかぎりは出しません。しかし特別なことがあれば、すぐに出します。いいか、川西、レッサー(笑)。
 武田邦彦先生をふくめて、こういう人たちたがあなたや、あなたを支えているんですよ。不思議な、しかし素晴らしい情熱だ。その受け手としては私はまだ機能しつづけたいと思っている。
 う~ん、まだまだかあ。
 しんどい。しかしやるよ。

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2011年3月20日号。<「日本の救世主になって下さい」という妻の言葉を抱いて消防の勇士は突っ込んでいった>

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。非常時とあって配信元の許可を得て転送します。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/20 8:41), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月20日号。<「日本の救世主になって下さい」という妻の言葉を抱いて消防の勇士は突っ込んでいった>。

 

 4時起床。
 福島原発に関してはなんとか危機を脱したと私は思う。昨日の深夜それを確信した段階で号外を出そうかと思ったのだが、自分を押し止めた。すぐに私はそう いう勇み足をするので(苦笑)。しかし、夜明けまでウォッチを続けていた畏友・川西琢也金沢准教授から午前5時前に「なんとか乗り切ったか」というメール をもらい、全身から力が抜けた。
 もちろん高レベルの放射能は出続けているし、これからの課題は無数にある。しかしとにかく「チェルノブイリにはならない」あるいは「スリーマイル島の一歩手前でくい止めた」ように思われる。周辺地域の放射線量に関する川西君のブログ。
 http://takuyakawanishi.wordpress.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
 武田邦彦先生とは相反するところもあるようだが、これを機に、ぜひ事態が落ち着いたら専門家の間でぜひ、わあわあやっていただきたい。そのわあわあがこ れまでなかったのが問題なのだ。背後には東京電力という私企業があまりにカネやコネの力を持ちすぎていて、論議まで抑え込んでいたことがある。これ、医療 についても顕著ですよ。製薬会社のカネや厚労省のコネがどれだけ自由な論議を封じ込めているか。
 政財官学メディア。その中で政治の世界では私みたいな奴がわあわあ言っていて利権談合共産主義を暴露してきた。しかしご存じのようにメディアはまだ記者 クラブ(今回の地震報道の中で、海外でもこっぴどく嘲われている)がある。そして深刻なのが財と学の癒着であったことを、今回の福島原発の事故はあぶり出 した。御用学者は今後、吊るされなくてはらない。

 消防屋だった。最後に国を存亡の危機から救ったのは。もちろんそれを支えた自衛隊がいる。最初に無謀な特攻をさせられた警察がいる。海上から援護した海 上保安庁がいる。そして、これはあまり報じられていないが、日立や東芝といった企業からも多くの決死隊員たちが送られ「ここでは日立も東芝もない」と声を かけあってきた。
 傍目八目だから言えるのだが機動隊の放水車を突っ込ませたときには私は呆然とした。もっとも可能性が少ないものをなぜ最初に出すか。結果として水も届かずに撤退した。
 この日記をお読みのあなたや、あなたなら私が配管を引き込むという荒唐無稽な発想までして「継続的な放水」にこだわっていたことをご存じだと思う。いや、荒唐無稽ではないのだ。あまたの専門家から来るメールを統合するとそういうことになるのである。
 それが結果として高いタワーを持った放水車とそこへの海水の継続的な供給ということで実現した。昨夜遅い段階で、終わるはずの注水が「徹夜で行われる」 と聞いた時に「ああ、これは成功している」と私にはわかった。いくさは勝っている時には図に乗ればいいのである。現場の空気はおそらくそうではなかった か。そのことは前線の勇士たちを危機にさらし続けることにもなる。消防士たちはしかし、それをやってくれた。

 多くの人が泣いたと思う。
 <東京消防庁が会見、放水の現場語る >
 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4678665.html
 会見の全貌はやや状態が悪いが、こちらで観てもらえる。
 http://pirori2ch.com/archives/1496770.html
 文字でも見ておこう。
 <消防放水「命中を確信」/涙の隊長、家族に陳謝>
 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103190460.html
 <冨岡隊長は「大変だったことは」と問われると、「隊員です」と言って10秒ほど沈黙。涙を浮かべ、声を震わせながら、「隊員は非常に士気が高く、みん な一生懸命やってくれた。残された家族ですね。本当に申し訳ない。この場を借りておわびとお礼を申し上げたい」と言った。
 高山隊長は18日、職場から直接現地に向かった。妻に「安心して待っていて」とメールで伝えると、「信じて待っています」と返信があったという。
 佐藤総隊長も妻にメールで出動を伝えた。「日本の救世主になってください」が返事だった。>
 以前『国民の遺書』
 http://www.amazon.co.jp/dp/4819111078
 を紹介した時にも書いたような気がするが、普通の人が決死の時に発する言葉というものは私のような売文奴のそれよりもはるかに力を持つ。「日本の救世主 になって下さい」という言葉に私は涙する。とともに、そう言ってくれる伴侶を持っている佐藤総隊長は幸せでカッコいいなあ。最高のノロケ言葉だなあ。無事 に使命を果たして生還されたからこそ、こう言えるのだけど。
 私がポイントだといっていた外部電源の接続も成功した。5号機6号機では早くもその効果がではじめている。
 <5・6号機燃料プールで水温低下、新たに非常用発電機が復旧>
 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aCglO83To67E
 <報道によると、共用で使用していた6号機の非常用発電機に加え、19日に新たに復旧した非常用発電機を使って、5号機の冷却ポンプを動かしたところ、 19日午前5時に68.8度だった水温は20日午前3時には43.1度に下がったとしている。さらに6号機の冷却ポンプも動き始め、19日午後11時に 67.5度だった水温が20日午前3時には52度に下がったという。>
 これはブルーム・バーグの報道だが、NHKの速報をそのまま流している。いかに世界中が注視していたかだ。私もこのニュースを見て思わず拍手をした。世界もまた同様だろう。
 先日、いま起きていることは数個のスリーマイル原発を抱えているのと同じだというようなことを書いたのを覚えておいでだろうか。その意味で深刻だと。い わば多臓器不全だったのである。それがひとつひとつ解決していくと、本当に危ないところに全力を傾注することができる。5号機6号機が安定したというのは そういう意味で大きい。
 日本国は世界をハラハラさせた。しかしここで無事に抑え込むと、逆にそれは日本人の底力を見せることにもなる。日本はアメリカでもソ連でもできなかった ことを(時代は進んではいるが)やってのけたということを証明するわけだ。そしてそのために突っ込んでいった義士たちがいるということを。
 実はまだ少しはらはらしながらこの楽観的な文章を書いている(苦笑)。しかし、もしこれで最悪の事態を回避できたならば、世界の人びとはあの日本人の姿 を再び思い起こすに違いない。「カミソリよりも鋭い刃物を腰に帯びており、誇りを傷つけられるとすぐに自ら腹を切る」日本人。そして「カミカゼ」を。その 二つによって日本は大和島根を守りぬいてきた。いままた、原子炉へと突っ込んでいった勇士たちの姿は、この国が「特別なもの」だと世界に知らしめるだろ う。
 そしてその中心には、あの見事としか言いようがないタイミングで国民に直接語りかけられた天皇陛下が実はおいでになることを、日本人だけは密かに知っている。

 眼下の進行中の危機が去りそうなのであれば、いやもちろん同時進行でそちらの決死の作業も続いているのだが、東北大震災の被災者の方々の将来をどうするかをますます真剣に考えなくてはいけない。
 私が提言してきた疎開が進んでいるのはいいことだと思う。しかし一方で仮設住宅に政府が力を入れていることがよくわからない。仮設は一戸に300万円か かる。そのお金があれば、2家族ないしは3家族を既存の宿泊施設や住宅で支えることができるだろう。仮設住宅に関して何か利権があるのではないかと疑いた くすらなる。
 街がなくなっているのである。そこに仮設住宅を作ってどうするのか。仮設の住環境の悪さをこれまでも大マスコミはお涙記事でさんざん商売にしてきたではないか。仮設はあくまでも仮設なのだ。「仮」の次をきちんと計算して作らなくてはいけない。
 もちろん仮設が機能する場所もあるでしょう。私はすべてを否定しているのではない。しかし、疎開がいいのか仮設がいいのかという論議はきちんとすべきだと思うのだ。
 全国の市町村が手を挙げてくれている。その中で東京都の取り組みが遅れているように思われてならない。もっとも近くて巨大な「バックヤード」は東京なのだ。
 私は東京は「中継点」でいいと思う。しかし「中継点」としてはあらゆる資質が備わっている。
 地方の方々はわからないでしょうが、東京こそ「シャッター通り」なんですよ。私が住んでいる麹町界隈など空室だらけだ。日本テレビが周囲の迷惑も省みずに汐留に逃げ出したからだけど。
 とはいえ日本の中枢のビルである。トイレはウォシュレットだし暖房も行き届いている。極寒の体育館にいるよりは同じ床で寝るにしてもここまで来てもらえ ないかと思う。ビルにしても一銭も入らない空室を抱えているよりはいくばくかの使用料が入ればいいでしょう。何よりも燃料を使わなくても歩いて買い物に行 ける。次の暫定的な定住地へ行くにも交通の便がいい。
 石原慎太郎都知事。選挙はもう勝ったも同然なのだからそんなものはなかったかのように、選挙戦もせずに、このことに奔走したらどうですか。そうすれば私たちは国士として生きてきたあなたの有終の美を見ることができる。ぜひ、考えて下さい。

 リビア情勢に関してアメリカは及び腰だと言われてきた。だから、あの国を侮辱したり追い込むと怖いんだってば(苦笑)。
 <リビア軍事施設に112発のミサイル攻撃/米国防総省>
 http://www.asahi.com/international/update/0320/TKY201103200059.html
 <米国防総省は19日、リビアのカダフィ政権の軍事施設約20カ所を巡航ミサイル「トマホーク」112発で攻撃したと発表した。国連安全保障理事会が決 めた飛行禁止空域の設定に向けて、カダフィ政権の防空網を破壊することが狙い。仏軍機に続く攻撃で、リビアに対する多国籍軍の軍事行動が本格化した。>
 無茶するなあ。確かに国連は軍事行動を認めたけど軍事施設によっては反政府勢力がおさえているかもしれないところもあるんだけど、それを精査するヒュー ミントがアメリカにあるとは思えない。「アメリカの子供たちを殺す価値があるのか」が彼らの行動基準であって、これから航空作戦を行ってそこでの戦死者が 出ないためにあらかじめそのリスクを回避しているのだと思う。
 日本国はこういう時にもきちんと声をあげなくてはいけない。国家がやられているから外交もできない国だと思われてはダメだ。傷つきながらもだからこそひ といちばい大きな声をあげなくては。だがそれはリビアが「戦後」どうなるかをちゃんと見極めてだ。私たちがいま「震災後」を見なくてはいけないのど同様 に。

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2011年3月19日 (土)

2011年3月19日号外。<ありがたいことに別に号外でなくてもいい号外。民主党の中の話など>

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。非常時とあって配信元の許可を得て転送します。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/19 12:47), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月19日号外。<ありがたいことに別に号外でなくてもいい号外。民主党の中の話など>。

 

 東京に帰ってきました。
 名古屋発の新幹線のグリーン車は私とマネジャーのT-1君だけの貸切り!
 西に行く列車はあんなに満員だったのに(苦笑)。

 私がニュージーランドの地震に投入しろと言っていた輸送艦『おおすみ』がついに仙台港に入った。
 <輸送艦おおすみが仙台港入港 灯油入りドラム缶70本陸揚げ>
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110319/dst11031910310022-n1.htm
 <海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(8900トン)が19日早朝、仙台港に接岸し、灯油200リットル入りドラム缶70本と浜松市から仙台市への救援物 資を陸揚げした。宮城県内で護衛艦が接岸したのは震災後初めて。 浜松市から飲料水(1.5リットル2万8千本)やアルファ化米(4800食)などを受け 取りにきた仙台市危機管理室の永井誠さんは海上自衛隊で最大級の輸送艦の威容に「何かほっとする。市民にも十分に救援物資が届くということで安心してもら えるのでは」と話していた。>
 当分は沖合待機ということだが、ずっと言っているように避難民の退避にもぜひ活用していただきたい。『おおすみ』ならば数千人単位での臨時の短い輸送ならできるはずだ。考えて欲しい。

 東電以外の民間人の投入が始まったようだ。「事後であっても公表しない」という密約があるようにも聞こえている。
 これは正しいことではある。ここで書いてきたように日本国の民間企業の技術力はすばらしい。私のもとにもさまざまなアイディアが寄せられてきたことは触れた。
 だったら堂々と非公開ではなく「この企業がかけつけた」と言えばいい。隠してももうこのように私のもとにはリアルタイムで内部から伝わってくる。そういう時代なのだ。日本人の総力の投入がようやく始まっているので嬉しい。

 ひとの命が何よりなのでしょうもない政治馬鹿の話は控えてきたのだが、風雲急を告げている場面もあるので、しょうがない、また号外だ(泣)。
 というのも菅直人首相と仙谷由人官房副長官という復活した極左セクトコンビは、ほっておくとこの国の乗っ取りをやりそうだからである。
 <首相、谷垣氏に入閣要請…大連立と同じと拒否>
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110318-OYT1T01107.htm?from=navr
 <菅首相(民主党代表)が東日本巨大地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故を受け、自民党の谷垣総裁に原発問題担当相としての入閣を要請していたことが18日、明らかになった。
 谷垣氏側は拒否した。>
 肝心なのはここだ。
 <これを受け、首相は与党から新ポストへの起用を目指す意向だ。仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井代表らの名前が取りざたされている。>
 いつのまにか閣内にまた仙谷さんが入る。極左の身内ポストいじりの凄まじさよ。亀井静香さんは大きな救国内閣の絵図を描いていると私は思っているので、こんな餌にひっかからないで欲しい。
 さて、では民主党の中では何が起きている。か。なにしろその半分以上を菅さんは「切り捨てて」「総括して」「拷問にかけた」ひとである。身内を殺しておいて野党に手を差し伸べるのだから凄い。極左がセクト内の敵を殺すのに公安と手を組む手法がしみついていると見える。
 号外らしく(苦笑)政治部記者が書かない民主党の現状。
 鳩山由紀夫さんは何か手助けできないかと菅さんに連絡した。すると「今来ないでくれ」と言われた。菅さんは「俺はやきそば屋のオヤジだからいろいろ混ぜ ているんだ」と周囲に言っているそうで、大丈夫か、ホントに精神状態。いや、会った人ごとから「総理はおかしい」という情報が刻々と来る。まだ「東電はひ どいんだ」と喚いているらしい。
 その一方で菅さんは小沢一郎元代表に会談をしたいと申し入れたという情報もある。小沢さんは「一兵卒」であるのみならずその菅さんたちによって党員資格 を停止されている。代表が党員資格停止者に相談しちゃあダメでしょう。いや、これはイジワルで言っている(笑)。今やそういうことを言っている場合ではな いのはわかるけど。

 と、新幹線の中で書いていると上のような状況を経て、菅さんは代表経験者3人を呼びつけたらしい。
 <菅首相:党代表経験者3人と会談 挙国一致で協力呼び掛け>
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110319k0000e010043000c.html
 <菅直人首相は19日午前、鳩山由紀夫前首相、小沢一郎民主党元代表、前原誠司前外相の党代表経験者3人を首相官邸に呼び、会談した。首相は閣僚枠を増 員して野党からの入閣も検討するなど震災対応に向けた体制強化を進めており、党内の実力者にも「挙国一致」に向けた協力を呼び掛ける狙いだ。
そりゃまあ協力すると言うわな。>
 しかしそれとは別に、水面下でこの国の政治が変わる大きな動きが起きている。
 もうおわかりのように、大マスコミよりは「少し」だけ早く私の考えを書いて行きましょう。外すことも多いと思うけど。

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2011年3月19日号。<東京から離れてわかる「バックヤード」が正常であることの大切さ>

<これは勝谷誠彦が個人で配信している有料配信メールです。非常時とあって配信元の許可を得て転送します。あくまでも個人が得ている情報からの推察ですの で、内容についてはそれぞれがきちんと吟味して判断してください、という勝谷のメッセージを添えます。なお配信元その他の情報は下記の通り。
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(2011/03/19 8:32), 勝谷誠彦の××な日々。 wrote:

 2011年3月19日号。<東京から離れてわかる「バックヤード」が正常であることの大切さ>。

 

 3時半起床。名古屋。
 夜明け前、街に出る。3連休の始まりの、ごく普通の日常の街。何なのだろう。私がいた都心も何の被害があるというわけではないのだが、人々の肩がとがっ ていた。しかし、名古屋ではまだ人々が「ごく普通に」歩いている。その違いはここに来て歴然とわかるのである。人は病気になって健康の大切さを知るという が本当にそうだ。
 コンビニに入った。あいている棚もある。東京でこれを見ると「ここもか」と感じるのだが、考えてみれば商品の端境の時間にはよくあった光景だ。東京の棚 のいくつかも実はそうだったのかも知れない。しかしそれを冷静に見られない私もきっと目がつり上がっていたのに違いない。トイレットペーパーがちゃあんと くっつきあって並んでいるのが何とも愛しかった。よく、そこにいるねと声をかけたかった(笑)。
 阪神淡路大震災の時を思い出す。電車が動き始めたなら20分ほども乗れば大阪に出られた。「淀川を超えたら別世界」と私たちはうらめしく思ったものだ が、どれほどあれに励まされたことか。「大阪に行けばなんとかなる」と思えたのだ。「銃後」があった。そこで鋭気をやしなってまた被災地に突っ込んでいく ことができた。
 それを思うと東京で計画停電をせざるを得ないことのダメージの深さは大きい。そのために買い占めなどのパニックも起きる。「最強のバックヤード」がむし ろ足手まといになっている。私のもとに寄せられているさまざまな建設的な提言も、実は首都圏からは少ない。みんなご自身のことで手一杯なのだと思う。はた してこういうオペレーションしかなかったのか、これは落ち着いた時にきちんと研究しなくてはいけないことだと、穏やかな名古屋で思った。

 訂正をまずひとつ。昨日の2本目の号外で仙谷由人さんのことを見出しで官房長官と書いてしまいました。深層心理が出たわけではありません。ホントに出たら首相と書いていた。わはははは。すみません。
 頼まれている告知もここでやってしまおう。母校のMLでまわっているようで多くの学年の卒業生たちから来た。弟からも来た。
 内閣官房が立ち上げて運用しているHPでさまざまな発信をしているが
 <セッション数では一日約50万回、ページヴューでも一日200万~250万程度>
 なのだと言う。だから広く広報して欲しいとのことなのでリンクする。
 http://www.kantei.go.jp/saigai/
 リンクしたものの…どうですか(苦笑)。私は昔もぐりこんだ記者クラブの空気を感じましたが。人々が見ないというのにはそれなりの理由があるのだ。官僚 主義の根本的な宿痾に気付いていないところが気の毒で、これは平時からずっとあったものである。これを機会にそれがわかってくれると、復興の大きな力にな るのだが。まあせっかく一生懸命、仲間がやっていることなのでこれ以上のコメントは差し控えておこう。

 少しづつ、薄皮を剥くようにだが薄日は差してきているように思われる。なぜ最初からそれをしないかったのかとか、責任者は誰だとかいう論議は落ちついてからにしよう。とにかく今はひとつでも多くの命を救い、ひとつでも多くの命を失わないようにすることである。
 福島原発の現場のパニックがおさまってきたように感じられる。この日記ではさまざまなバカとも言える(苦笑)荒唐無稽なアイディアを出してきたが、それが実は大事なのだ。こんなのだってあったじゃん。
 <東京消防庁/3号機へ放水開始>
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014774641000.html
 <現場は、地震や津波によるがれきなどで足場が悪く準備作業は難航しましたが、部隊は離れた場所でくみ上げた海水をホースで放水車に送りながら連続して 放水できるよう手作業で全長およそ300メートルのホースを設置しました。そして、午前0時半すぎから、最大で地上22メートルの高さから放水できる「屈 折放水塔車」を使って3号機に向けて放水を始めました。放水はおよそ30分の予定で、くみ上げた海水をそのまま連続して放水し続けるということです。>
 せっかくNHKなのに映像がないのが残念。昨日書いた「配管をつないで海水を連続的に入れられないか」に近いことがようやく出来ている。ようやく海水を 連続的にくみ上げはじめた。その先の「屈折放水塔車」は象に似た形態をしていて、つまりは配管を高々と車の上に立ち上げているうようなものだ。プールに 突っ込むことはできないが、かなり近くまで行って注ぐことができる。
 とはいえ放射線は出続けている。そして、その影響は政府が発表している避難区域ではとうていおさまりきれないものであり、だからこそ密かな「耳打ち」に よる退避が続いているということはここでも書いてきた。現在のリアルな危険性について武田邦彦先生が緻密な分析をしてくれている。紹介するが、これはまさ にアメリカなど他国が同様に冷静に調査し自国民に告げているように、原発からある距離までの話である。決して東京などの危険を煽るものではない。勝手に推 測して「うちも危ないのかな」とは思わないで欲しい。そうしたまだ安全な場所での軽挙妄動は本当に危ない人々の足を引っ張るとういことを覚えておいて欲し い。武田さん。
 <原発 緊急情報(14) 3月18日午後9時、放射線速報>
 http://takedanet.com/2011/03/14_9fe6.html
 引用はしないのでしっかり読んでください。そして事実とともに「なぜ政府や御用大マスコミが嘘を言うのか」いや、嘘と言うのが厳しいのであればミスリードをするのか、を考えておきましょう。今後の新しい日本を作る時のために。

 夜明けのコンビニで買った朝日新聞の1面の見出しはこうだった。
 <政府、被災者の集団避難検討/各地の自治体などと調整>
 http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201103180522.html
 ああ、震災発生から1週間たってようやく私が言い続けてきたことが「検討」されるようになった(苦笑)。このタイムラグがどれほどの餓死者凍死者病死者 を生むことだろう。もちろん方針としては間違いではない。しかし、記事のこのくだりを読んで、私は地面に唾を吐きたくなった。
 <これに関連して、被災者支援担当に就任した仙谷由人官房副長官は18日、ソフトバンクの孫正義社長やローソンの新浪剛史社長と相次いで会談。孫氏らが 自らかけ合っている関西や九州など西日本の自治体に集団避難する提案を受け、仙谷氏は「大変ありがたい話だ」と応じた。>
 この日記を読み続けて下さっているあなたや、あなたは苦笑を禁じ得ないのではないか。この事態においても「誰の手柄にするか」に狂奔している連中がいる のだ。それをそのまま垂れ流している記者クラブ馬鹿。同じ大マスコミでもたとえば関西のそれぞれの支局の記者たちは、この虚妄が見えていると信じたいが。 孫正義さんにしても最初は菅直人首相に会うはずだったと聞いている。そこに就任したばかりの仙谷由人官房副長官がしゃしゃり出てくる。いまも大勢の人が死 に行く中で、まだ政治ごっこをやっている。結果として関西広域連合の疎開受け入れは発表はされた。しかしガス抜きをされたわけである。
 関西への「集団疎開」はその「集団」ということを眼目にして打ち上げてアピールするつもりだったと思う。しかし中央の政治利用のガス抜きにあって結果としてさみだれ式の発表になってしまった。
 まあ、いいんですよ。最終的に多くの被災地の方々が来てくだされば。義を踏みにじる奴らに対して、ここで怒れるおじさんがわめいているだけで(笑)。そ の裏方たちの苦労を知っているからね。さきほど支局の記者たちはわかっていると書いたが、読売新聞はちゃんと本質に触れてくれていた。
 <避難所「丸ごと疎開」、関西各府県が受け入れへ>
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110318-OYT1T00938.htm?from=navr
 <近畿など2府5県が参加する関西広域連合は18日、東日本巨大地震の被災者が避難所全体で移る「丸ごと疎開」を受け入れると発表した。
 総計数万人規模になる見通し。丸ごと疎開には、コミュニティーが維持できるなどの利点があり、各府県は空き校舎や公営住宅などを「一時遠隔避難所」として活用する。>
 さきほど「薄皮を剥ぐように」と書いた。私も文句ばかり言っているが、一歩一歩、まだしもいい方に行っているとは思うのだ。要は被災された方々の安全と 幸せが担保されればいいのである。そのために文句を言ってどんなに脅されたり叩かれたりしようとも、私は命まではもっていかれないのだから。

 政治の世界でも実は今回の地震なみの大変動への兆しがある。この本紙では紙幅(何だいったい・笑)が足りないので、あとで号外で書きたいと思う(何してんだよ、おまえ・泣)。それよりも、そろそろ今日の最後には、この内向きな姿勢から目を外に転じる姿勢をはじめたい。
 リビアがえらいことになっている。
 <安保理がリビアの飛行禁止区域設定、市民保護に「あらゆる措置」>
 http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201103180019.html
 <国連安全保障理事会は17日、リビア上空の飛行禁止区域を設定し、市民を守るために「あらゆる必要な措置」を講じることを承認した。
 あらゆる必要な措置とは、軍事行動も含むことを示す。>
 戦争ということである。これに対してカダフィ大佐は「停戦」という奇策を打ち出してきた。世界は日本の大災厄と北アフリカでの戦争、それに続いているアフガンやイラクという3面作戦を強いられることになる。明日からはこうしたことについても徐々に書くことを復活するつもりだ。。
 復活ついでに。久しぶりにこういうこともいいでしょう。昨日、講演が終わったのは20時半。そこから車で30分かけてマネジャーのT-1君と念願の店に行った。案内してくれたのは不肖宮嶋の名古屋親衛隊長のH嬢だ。
 「野球鳥」
 http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230111/23011495/
 何だか別次元の焼き鳥でしたね。「おおっ」という焼き鳥なら東京に高い店がいくらでもある。ここは「おっ」なのだ。しかしその声は「おおっ」より大き い。わかりにくくてすみません(苦笑)。何しろ一本110円から。しかしその味は東京の一本500円とる店をはるかに凌駕した上でそこにはないものがあ る。たとえば「皮」。皮が嫌いな人はあのふにゃりとした食感のせいだと思うのだが、同じ皮でもまるでミルフィーユのそれのような軽やかさだ。
 ガード下の店内は煙が濛々。カウンターの椅子はそのへんから拾ってきたような一枚の板だ。しかしこの高貴な感触は何だろう。なるほど名古屋らしい店をは じめて見つけたと思った。酒はもちろん福島県のものを頼んだ。二本松は大七酒造の「生もと」(もと、は酒へんに元)。蔵は損害は軽微だったようで何より だ。
 http://www.daishichi.com/cgi-bin/v-board.cgi?id=info&sw=view&cd=20110312114856
 やはり充電のためにはバックヤードが必要なのだ。さて元気溌剌、東へと戻るぞ。

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